vol.15 GE530 Highback Easy Chair & Ottoman / Hans Jørgensen Wegner

Date: 2016年6月16日 Category:


GE530 Highback Easy Chair & Ottoman / Hans Jørgensen Wegner


 デンマークのGETAMA社で製作された、ウェグナーが晩年を迎え始めた1973年にデザインされたイージーチェア。ウェグナーらしい力強いフォルム、特に目を惹くのは、ヘッドレストから大きくカーブするアームです。アームの曲面やシートの角度も繊細に計算され、その居住性はGE290イージーチェアのスプリング入りクッションの座り心地にも負けていません。
 
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 現在では生産中止となっており、ヴィンテージ市場でしか見ることができない逸品です。

 
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Hans Jørgensen Wegner(ハンス・ヨルゲンセン・ウェグナー)1914-2007

 

デンマークの家具デザイナー。

人間にとっての道具としての家具の側面を良く理解し、常に人にとっての使いやすさを忘れないデザイナーであり、実用の側面を芸術作品としての家具にまで矛盾させることなく完成させています。

また同じテーマの作品を繰り返し新しくデザインすることで、自身の世界を時代を超えたものにしています。代表作の一つ“Chinese Chair(チャイニーズチェア)”は少なくとも9種類デザインしているとされています。
デンマーク随一の多作な家具デザイナーといえるでしょう。

そのキャリアは永く、デンマーク家具デザイナーの第一人者であり、20世紀の北欧家具デザインや、現代のデザイナーにも大きな影響を残した世界的な家具デザイナーです。

その作品は、世界の多くの美術館の永久コレクションとして収められています。
特にヨハネス・ハンセン家具工場との共同作品には、近代デンマーク家具デザインを代表する数々の名作があります。
(“The Chair(ザ・チェア)”、“Peacock Chair(ピーコックチェア)”、“Peter’s Chair(ペーターズチェア)”など。)

東京ヴィンテージで出品中のHans Jørgensen Wegnerの作品
 

略歴:
1931年、指物技術習得工としての資格を得る。家具職人として修行をはじめた後、工業学校の家具技術コース、1938年に工芸学校の家具科を卒業。1943年から自身の事務所を持ち活躍を始める。

 

主な受賞:
1951年、ミラノトリエンナーレグランプリ。1954年、名誉ディプロマ及び金賞。1956年、エッカースベアー賞。1959年、ロンドン王立インダストリアルデザイナー協会及び王立美術協会名誉賞。1961年、国際デザイン賞。1967年、ニューヨーク・アメリカインテリアデザイナー協会国際賞。1973年、ミラノトリエンナーレ・ディプロマ。1982年、C.F.ハンセン賞。1987年、デンマークデザイン協議会年度賞。
など数多くの表彰を受けた。